僕はmandalaの板に関しては過去に三本所有していた。
5’11のクアッドフィッシュ。6’5のstubbie。そして6’3のTriPlaneHull。
どれも素晴らしいデザイン、佇まいでお気に入りだった。。
マニーのシェイパーとしての才能の有無は素人の僕にはよくわからないのだが、少なくとも彼の繊細さやアート感覚は個人的には相当評価していて、結果、彼の作るボードは「全て魅力的」なものになっている。。
さて、そんな最近のmandalaは?というと、数少ない流通しているものは皆、5’6以下の「Mini mandala」シリーズばかり。
以前彼とは食事をする機会などもあったのだが、身長も小柄で、体重も60kg代の筈である。この板は僕のような「体重80kg以上」もターゲットにしているのだろうか?
miniシリーズはどれもデザインは素晴らしいのだが、「全然乗れないんじゃないの?」という懸念があって・・・今年のハワイでも最後まで悩んで選ばなかった経緯がある。
だって「乗れなかったら折角のハワイが台なしになってしまう」リスクを感じてしまったのだ、、、現物を目の前にしてみて。。
短いのも確かだが、他のシモンズ等のような「幅、厚み」が確保されていないのだ。。。明らかに浮力不足な雰囲気。。
「そういった懸念点を払拭するような素晴らしいシェイプ」の可能性も否定できないのだが、、、、
そんな折に「格安で」minimandalaを入手するチャンスが訪れたので、迷った挙句にトライしてみることにした。。
それがこいつです!!
mandala deep space twin Keel cutaway
なんとも長い名前(w
名前の由来を1つずつ説明すると・・・
Deep spaceは・・・
Merkava等に比べるとケツの割れ方が深い。。相当深い。。。
ここもフレックスさせる意図があるらしい。。
そしてTwin Keelは
まあ、こんだけ割れてりゃクアッドやトライは難しいよね(笑
そして最後のCutawayは。。。
finがCutaway フィン!!
つまり、「モデル名とかじゃなくて物理的な状況そのもの」の名前だったりする(w
まあ、こんな変態なのだけど、佇まいはやはり美しい。。このあたりのマニーの才能にはやはり目を見張るものがある。。
そして、この板のディメンションは??
レングス5’5 まあ、miniなので・・・
幅 20 1/2 えっ。この手の板って21以下はちょっと珍しいかも??
厚さ 2 1/2。これもこの手の板にしては薄い。。
このディメンションだけみたらやはり手強そう・・・・
実際触った感じでは・・・「なんとかなるかもしれないけど、厳しいのは間違いない」という印象。。
ボトムはノーズはHullっぽくロールエントリー。。テールはダブルコンケーブ。。
さて、ちょっとだけしか乗る時間がなかった感想です。
まず、持ってみると・・・当たり前だけど軽い軽い(ww
まず、腹ばいになってみると・・・ノーズが結構スクープっぽくて良い感じ。
僕は結構ノーズフェチで、パドルする時に手にふれる場所の感触を色々確かめたりします。。こんな中でも「好き嫌い」があったりする。。なんか「いい仕事してます感」とでもいうのでしょうか?
この板はその点ではかなり良い感じ。結構好きです。
で、ライナップに混じって波待ちしてると・・・
そう、やはりボードは全沈状態(w
やはり僕の体重では浮力が足らないのでしょう!!
テイクオフをしてみる・・・・
やはりそんなに楽じゃない。。当たり前だけど・・やはりウネリから楽勝ってのは無理っぽい。最初から期待してなかったけど(w
今度は割れ際、ギリギリのタイミングを狙って(実際にはちょっと遅れるレベルで)テイクオフ。。
これはノーズロッカーがそこそこあるので、パーリングなんかはそう簡単にしないみたいです。。
で、実際にテイクオフしてみると・・・
足の、特に後ろ足の置き場に困る・・・
何しろお尻はこんなに深く割れている・・・
finの位置から考えてもちょっと割れ始めあたりに足を置くのでしょうか???
超違和感ありそう(w
波もそんなに良くなかったのではっきりとは言えませんが、何度かトライしたらそれなりに板は走るようになりました。
しかし、やっぱり「よくわからない」点も多いので・・・この板の真価はこんなもんじゃないと思います。。
僕のような人間では乗りこなせないのか?行けるのか?
やれるかも!?「という可能性の片鱗」は見えましたが、まだまだ良くわかりません。。
今後、ちょっと乗り込んでみて自分的な答えを見つけたいと思います。
もし、乗れなかったにしても「自分として納得したかった」というのが正直なところ。
それぐらい僕はmandalaが好きなんです。(WW
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