サーファーブーム。。。。

こんな陳腐なタイトル。。。

何故、こんなくだらない過去の回想をつらつら書いてしまったのか？？？

それは、最近映画ではなく「昭和のCD」ばっかり借りてるdmmから届いたCDが「角松敏生」だったことから始まった。。。（爆笑


まずはこんな曲でも聞いてください。












当時の世の中はとてつもないサーファーブーム。
イケてる人は皆、茶髪、オカッパ、ヒゲ。。。。


でも、僕の高校はプチ都会にありながらとても厳しい男子校。
髪は茶髪はおろか、前髪は眉毛、横は耳、後ろは襟にかかっちゃイケナイという、現在もそうならば偏差値、いや生徒集めに支障をきたすような校則が横行するような学校だった。。（でも、今も変わらないんだろうな・・・）




そんな高校時代に少しでもイケてる奴であろうと努力すればするほど「サーファーブーム」への憧れはとても強いものになっていったのであった・・・


実際に「サーファーになりたい」気持ちは十分にあったのだが、当時同級生でも小田急沿線在住の奴の中にはサーファーが数名いたが、練馬育ちの僕にはかなりハードルが高くて無理だった。


なので、いわゆる「陸サーファー」もどき目指して色々がんばった。




小物も大切。カセットテープのレーベルはFineかFMstationの永井博（笑

これです（笑




財布はKIKI（笑　　


当然バリバリする奴。（爆笑




ファッションもサーファーっぽい奴。サーフブランドトレーナーは欠かせない。
足元はコンバース。


通学用のスポーツバッグにもsex　ｗａｘ塗りこんで匂いさせて（笑


昼休みは屋上ビーチ。コパトーンの匂いでむせかえりそうになって・・・


なかなか手に入らないガラムを必死で探して・・・何人かの同士が学校で見つかって退学になっていった（苦笑




そして愛読する「Fine」の新譜紹介で知ったのがこの角松敏生









当時、大滝詠一や山下達郎さん等がサーファーにバカウケだったわけだけど、彼らは決して「サーフ」だの「波」だのといった「直球でサーフィン」だった訳じゃなくてあくまで「リゾートテイスト」がサーファーのお気に入りだったわけなのだが。。。


この角松、初めて手にしたアルバムの一曲目のタイトルが超直球。「Off　shore」（笑


ガキながら「ちょっとベタ？」って感じてはいたけど、他に情報も少ないこの時代。少しでもサーフなテイストを吸収しようと貪欲に聴きまくったのだった・・・


そして、いつしか純粋に好きな曲ができて。。。その後の紆余曲折で耳にすることも無くなていた。。。




その頃、粋がって行ってた渋谷のDISCOでかかってたこんな曲なんかは今でも全然耳にするのにね。。









その後、大学生になって、免許も取って、海に行く暇はいくらでもあったのに、今度は都会の海のほうがいそがしくって（笑
理想の女の子は当時のJJモデル、設楽りさ子だったり（笑（そういや角松もJJモデルの高橋亮子の歌をうたってたよな！）
全然サーファーにならなかった。。


ソレイユって日サロでバイトしてたぐらいなのに（爆笑


渋カジの先端走ってた。。。。毎晩、クラブ通いで・・・








音楽って凄いのはちょっと聞いただけでこれぐらいのことが簡単に蘇る。。




なんか当時のJPOPを「恥ずかしい」気持ち無しで聞けるようになったのは時間のおかげなのだろうか？


今、僕はサーフィンやってるけど、当時「憧れてた」サーファーとは全然違うサーファーだ！？！




何が違うのだろうか？


多分、スタイルが無いんだろうな。。というか、当時の反省なのか？「サーフィンをやってる」こと以外、サーファーであることを生活に持ち込まないようにしている。。。


特にファッションとか。。


世の中も変わって、あの当時みたいな「社会的」なブームはもう来ないんだろうな。。


今のモノサシでみるとちょっと「クールじゃない」もんね。。


でも、「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら・・・」で、あの時の日々は何の疑いも無く楽しかった気がする。。


ちょっとタイムスリップした気分。