2014年2月28日金曜日

vanguard


さて、先日初卸のVanguard。

僕にとっては初めてのFireWire。
というか初めてのハンドシェイプを謳わない板。。。

もう、このアングルから見たシェイプやシール等はまるで「プラ成型物」。

もしくはスノーボードみたいな工業製品。。

でも、今の僕にはその良し悪しが全く判断できません。。ハンドシェイプとマシーンシェイプの違いもよくわかりません。

工芸品ではない目線で考えた場合、売り手の謳い文句ではなく、消費者目線で見てどんな違いがあるのか?色々考察していきたいと思います。。






デッキにもシール。しかもメチャメチャ剥がしづらい。
剥がすこと考えてるのか?ジャパンクオリティーだったらあり得ないだろう。。


こんなところが物凄く工業製品的なんだけど、実は僕はこういうの全然気にならない・・

むしろバラつきが無くて良いんじゃない?って思う部分もある。
ポジティブに受け止めれば。





そしてこの形。
このノーズのトンガリが余計奇妙な印象を与えているような気がする。。
スクエアなノーズだったらここまで犯しいと思わない気がする。。

ちょっと古い例えなんだけど旧共産圏の主力戦闘機ミグ21を思い出すんだよね・・・(苦笑







ノーズにも細かい造作が施してあります。。

コンケーブもかなり深くとってありますね・・・





テールに至っては・・・こりゃ何と言えば良いのでしょうか??

コンケーブというか・チャンネルというか??



これは・・フィッシュテールってことじゃないですよね(笑

W字型。まあ、V4もこんなテール形状ですよね・・・





下の写真もノーズの形状の奇抜さを表してます。。

一応、ハイパフォーマンスボードなのでノーズロッカーも結構しっかり入ってますね。。





ノーズの奇抜さはこっちの写真のほうがより顕著です。

テール以上の作り込み?

これはどういった働きをするのでしょうか??興味津々ですね。。




テールから見たほうがスッキリ感があります。



このアングルからデッキを眺めてみても。。。

やはりノーズロッカーが際立ちます。

やはり大きい分抵抗になりやすいので、工夫は必要なのでしょうか?



このアングルが一番スクエアに見えます。

定規で設計したみたいです。。



この形状でパーリングを防ぐのでしょう。実際、その脅威は全くありませんでした。。まあ、ちょっと乗っただけですが。。。

この綺麗なデッキも直ぐにフットマークでギタギタになるんでしょうね・・・
EPSだと付きづらいのかな?




デッキから見たテールも奇妙です。。。

これ、逆にハンドシェイプだと再現は厳しい気がします。。。。






俯瞰でみたデッキサイド。。

サイドレールがしっかりと・・・

逆に有効エッジは長そうですね。。






フィンを立てても奇妙なことに変わりがありません。。



しかし、言い訳じゃありませんがこの板はデビューした頃から知ってました。

何しろ、出た時はfirewireのようなハイパフォーマンスショート方面というよりは、リチャードケンビンの「Hydrodynamica」シリーズの中から産まれたモデルです。

シェイパーのTomoことダニエル・トムソンは第一回FishFlyにも来ていて、僕も静波でそのキレッキレのライディングを見物させてもらいました。

それでもあまりにも奇抜な彼のシェイプにはあまり興味が持てませんでした。
一部で結構ヒットしていることは知っていましたが。。

じゃなんで今頃??って話なんですが、きっかけこんな感じなんです。

先日このブログでも紹介させてもらったRedBullのDecadeシリーズでの「Surfboard of the future」で気になって・・・



今まで正直毛嫌いしていたのですが、すっかり好奇心をくすぐられてしまったのです(笑

サーフボードの来し方行く末を見つめたい気持ちになりました。(^^;;

おかげで食わず嫌いを払拭できたのでスッキリしました。

今後もっと乗り込んで未来を感じてみたいと思います。。

この次は、、、あれに挑戦してみたいなぁ(^^;;


2014年2月27日木曜日

2月22日 土曜日

2月22日土曜日は、猫の日。


「にゃあにゃにゃあ」だそうである・・・・


じゃ、なくて翌23日はついにやってきた東京マラソンの日。
僕は東京マラソンを走るのは初めてではない。しかし今回は意気込みが違うのだ。


今季は春先から皆さんの知らない所でコツコツと月間150km以上走り続けてきて、体重も落とし、「今年こそは!!」と秘かに意気込んでいたのだ。


ところが年末から2月頭まで「万年治らない風邪」に悩まされ、12月、1月は共に思うようなトレーニングができずに焦りが募るばかり。ちょっと治ってはこじらせの連続で忸怩たる日々が続いていた。。

そんな状態からようやく脱したところだった。。。



なので、「23日当日はなんとか健康な状態で迎えたい」という強い思いがあったので「この週末は海は自粛して体を休めておこう」と考えていた・・・




そんな折、「3月のトリップに間に合わせる為に」とあるサイトと交渉を始めていた案件が想定外のトントン拍子で話が進み、気がつくと予想より断然早い木曜日にはこんな物が届いていたのだ・・・・僕の気持ちも知らないで・・・(汗







正直、想定外だった。。明らかにレース後の翌週着のつもりだったからだ。。。


「開けてはイカん・・・開けたら・・・・」と自分に言い聞かせる。


丸一日梱包を解かなかったのだが、なんとなく気分も悪いしなにより「中味が間違いかもしれない(笑)」という都合の良い想いが頭をよぎり、「確認の意味」で開けてみることに・・・




中味はやっぱり間違いなかった(笑)当たり前だが・・・



人間とは弱いものだ・・・

今週はあれだけ「海はお休みモード」だったのに、なんかこの姿を見たら「軽っ〜く一時間ぐらいパドルしてみたい気持ち」になったしまったから不思議なものだ(笑

「前日のウォームアップに足を沢山使わないサーフィンは理想的なんじゃない?」


なんてデタラメなプランが頭を支配。

気がつくと大作の「明日は行きます?」の問いに「行っとくか?」と返答してる自分が(笑




翌、土曜日。
とても寒い朝。



風は弱い。ウネリはちゃんとあるけど、潮が多くてブレイクはイマイチ。

ホームポイントも堤防際は綺麗なレギュラーが腹前後ぐらいで割れているが、ちょっと大きめな波はワイド気味。

センターあたりは深いのか?割れづらくやはりワイド気味。


でも、今日は正直波はそんなに拘りがない。。(笑

そんなに混んでないので、とりあえずここで入ることに。。




   しかしVanguard・・・    改めて眺めてみる・・・



    実に奇妙な形だ・・・   

最初感じたほどの不細工感は大分見慣れてきたのだろうか・・・

なんかガンダムみたい(笑






フィンをたててみたらちょっとそれっぽくなった。。

でも、やはり奇妙だ。。






大作は今日もアルメリック「4」

僕等のコンビでアルメリックとFirewireなんて・・・こんな時代が来るとは思わなかった(苦笑



最近、アルメリックの出動が多いナベちゃんのみ、僕等っぽい板で来た。


swiftmovementのpendoFlex5’7


なかなかカッチョ良い。。






ちょっと小話。Swiftmovement・・・って企画、皆さんご存じですか?

静波の某ショップが元気だった時代に、、、パヴェルやジョッシュ、ジェフ、イートンさんなんかもあったかも・・・

ちょっと洒落たラインナップだった記憶があります。でも、ちょっと薄い板が多かった記憶も・・・・

このロゴ、イケてますよね。。





さて、こんないかにもワイドな感じの波でしたが、場所と波を選べば走れました。

さて、初めて乗った「Vanguard」の印象は最初から全然違和感は無く、「乗れない板じゃない」というのが第一印象。


パドルも結構楽だし、テイクオフも普通に早い。普通に好印象。


乗った後に関してはまだ語れるレベルではないが、、、、ガンガン乗り込んでみるので、これからが楽しみだ。。。



途中大作の「4」と交換してみた。

ノーズが細い分、「4」のほうがテイクオフは楽な気がした。取り扱いも優しい気がする。

Vanguardは幅広なノーズを抑えこんで無理矢理落とし込まなきゃならない。。
ノーズの浮力が大きいのだと思う。

この癖を掴むまでは「波取れてるのに板は落ちない」という状況に悩まされたが、直ぐに慣れた。。

「性能を引き出す」のは大変だが、乗れるのは間違いないというのはそれだけでも大収穫。

それにしてもアルメリックの「4」は掟破りに乗りやすい板だ。。。






この日はあくまで「マラソン前日の軽〜いウォーミングアップ程度」の予定だったので当初の「1時間程度」って訳にはいかなたっかけど、あまり無理せずに程々で切り上げました。


Vanguardの細かいレポートは後日行います。

あがった頃にはこんな良い天気。。

波は更にサイズを下げたものの、なんか春っぽい陽気が・・・




とりあえず、マラソン重視だったら海はやめとくべきだったのか??


結局、この日は夜にお通夜もあり、結構お疲れモードでマラソン当日を迎えることになったのでした(汗

自業自得・・・・でも、サーファーなんてこんなもんでしょ?(笑






Groove Move

またまたモラスク発のジャック・コールマンのフィルム。

今回はサンフランシスコで上映会を実施するそうです。。

それにても映像の上手さもそうですが、出演者も超魅力的。。皿で発売しないのでしょうか??(また配信かな・・)


GROOVE MOVE - (surf film trailer) from Jack Coleman on Vimeo.


出演者は以下

 Ari Browne, Justin Adams, Rangi Ormond, Derek Hynd, David Rastovich, Alex Knost, Joel Tudor,  Robin Kegel, Ozzie Wright, Rob Machado, Ryan Burch, Ford Archibold, Jared Mell, Julian Abbott, Harry Henderson, Creed McTaggart and Gavin Beschen.

2014年2月25日火曜日

Bali

まあ、サーファーにとってのBaliは「最高の波」を楽しめるパラダイス。(僕はウルワツとか楽しめるレベルじゃないですが・・・)それ以外にももちろん充実してますよといった完璧な場所。

反面、今では「世界のリゾートホテルの見本市」的な側面もあります・・・

僕の好きな「レギャン」や3つあるアマンリゾート。ブルガリホテル。。。そんな世界最高峰のホテルが凌ぎを削り、その結果、乱開発になっています。

この過剰さは過去に何度も繰り返されたテロ等の影響で何度も集客が衰えては新しいアイコンが出現してまた減っては盛り返しての繰り返し。。。

この映像はそういったBaliの光と影を両面から写しだしています。

「サーファーは波さえあれば!!」といっても僕なんか良い年のおっさんなのでこのインフラも魅力だったりして・・・・非常にジレンマを感じます・・・



Baliも久々に行ってみたくなった。。。

Mexico | California Summer

RVCA。。相変わらずスタイリッシュです。。



アレックス・ノストは更にカッコよくなったねぇ。。







Cuatro Sueños Pequeños - Trailer NO.2 Thomas Campbell

トーマス・キャンベルなので一応・・・

まあ、これはサーファーというよりはアートかな?



Cuatro Sueños Pequeños - Trailer NO.2 - starring Javier Mendizabal and Madars Apse from UM YEAH ARTS on Vimeo.

A Bonzar in Taiwan

クリス・デル・モロが台湾でBingのBonzarに乗って・・・

こりゃカッコ良いですよ。。

久々にBonzar乗ってみたくなりました。もはや手元にないけど。。。
キャンベルの5Finで長め(6’6ぐらい?)の奴、欲しいですねぇ(笑


A Bonzer in Taiwan from INNERSECTION on Vimeo.

2014年2月24日月曜日

何か変なものが?(続編)

先日の「何これ?」

実は中身はこれなんです。



まさか自分がFIREWIRE買う時代が来るなんて、、、

でも、なんか一挙に視野が拡がった気がします。(^^;;

デッキにもボトムにもやたら剥がしづらいステッカーが、、、


とか


等。

まるでスノーボードのようです(^^;;

軽いし硬い。。

考えてみればハンドシェイプ(と謳ってるもの?)しか買ったことが無かった。。

そんな意味ではこのブランドは正反対のベクトルにありますよね。

そこにも多いに興味が湧きます。。



まあ、どんなに頑張ってもこんなライディングはできませんが、
乗る人が乗れば「こんな動きをする板」ってことなんですよね(笑



さて、早く乗ってみたいものです、、、

Fading West = Switchfoot + Machado + Curren

こりゃカッコ良い。。



テンション上がります(笑









 こっちもありますよ!!!(違う内容です)

2014年2月23日日曜日

今日は?

海ではなく東京マラソン走ってきました!(^^;;



朝からとっても寒い一日でしたが、頑張って走りました。


なんとか目標のサブ4を達成して帰りは一人で乾杯!


さて、来週からは波乗り頑張りますよ!!(^^;;

2014年2月22日土曜日

記録的な大雪の週末

さて、前の週末は大雪。土日共に都内に缶詰。
海は愚か、雪山にすら行くことができないような事態に見舞われた・・・


その翌週、土曜は海、日曜は先週から順延された山へ行く予定だった・・・



金曜の午後から降り始めた雪は・・・夜にはこんなことに・・・



次の日の土曜日は午前中は台風並の強風で大荒れ。
海どころではなく・・・・

昼過ぎの飯田橋でもこの状況。。
雪山並の雪量です。


更に午後は仕事で六本木へ。。




六本木も雪が沢山。。

久々に大好物の「135ラーメン」を食べながら交通情報をチェックする。

一応、高速が開通したら雪山へ行く気満々なので、、、


しかし夜になっても首都圏の高速は全て通行止め。
経験上翌朝開通する可能性はほとんど無い。。。だって夜間は凍結してもっと危険な状態になるからね・・・俺が責任者だったら開けたくない。


しかし、そんな道路情報をよく見ると全て通行止めなのだが、「一部千葉方面へ向かう京葉道と東関道を除いて、、、」という事実に気がつく。。

海はどうなんだろうと見てみると土曜日は夕方も大荒れでジャンク。

でも、今夜から強オフで明日もそこそこのオフ・・・「ちょっとあそこは可能性あるんじゃないの?」っていつものウネリを交わすエスケイプポイントなら整うのでは?という皮算用が脳裏をかすめる。



決めると早い。
山行きは即中止に(笑)(実際皆さんもご存知のように高速が開通したのは数日後でしたね、、、)。


そこから「明日の(ひょっとしたらできるかもしれない)サーフィンの誘い」を提案するも皆から却下される。


皆この天気で運転したくないらしい・・・当然だよね。

しょうがないので一人で海へいくことに・・・





翌朝、予報を見ると千葉方面はまだ全域でジャンク。
しかし風向き等予想通りの展開。


「これはひょっとしたらやれそうなんじゃないか??」ってことで意を決して一人まだ雪が積もる都内を出発!

都内こそ雪の影響がのこってうざかったが、千葉を進めば進むほど雪の量が減ってくる。
あまり雪が降らなかったのか?

高速下りて到着したいつものエリアはついに積雪ゼロ。。

すんなりいつものエリアに到着。。



そして海をチェックしてみると・・・当然クローズ(汗

でも、纏まってないのは想像どおりなのだが、サイズは想像よりちょっと小ぶり・・・
「果たしてあそこまでウネリは届いているのか?」

不安な気持ちを抱えつつ、とりあえず先に進むことに。。。






その先もクローズが続くのだが、メジャーポイントの一番奥で入れる状況のようだ!!
沢山のサーファーが入ってる!!


「こんな混んでちゃ入れない」   更に先に進めると、、、


途中のお知らせポイントには大きくないがしっかりしたウネリが届いていた。。






急いでとっておきのポイントに向ってってみると・・・




まとまりはイマイチだが、腹〜胸ぐらいの波が割れてる。。



しかも悪い時のインサイドチョロじゃなくて、ちゃんとアウトのラインで。。

しかもこんな天候だったからだろうか?

人数も15名ぐらい。全然少ない。。とりあえず賭けに勝った!!??





今日は、波がタルメでテイクオフが大変そう。



その状況で最近乗ってないStorker MiniMax6’3で入ることに。。

この板、気になる方も多いみたいなので、ちゃんとレポしないと(笑

そもそもこの板は購入したサーファーズの矢作さんから「(本日来ている)このポイントをイメージして作らせた」と、言われた板。

このポイントのタルイ波でのテイクオフを0’5秒早くするのが目的だと。。(この差ができることの選択肢を大きく広げるらしい)






フィンセッティングはお初のラスタクアッドにナブスターの組み合わせ・・・



正直、波のクオリティーはまあまあのレベルでしたが、兎に角テイクオフが早いので乗りまくり。。。

乗りまくり・・・それはもう意地汚いぐらいに(苦笑



久々だったので大きくて、ドルフィンはちょっと大変でした。


フェイスが続かないので板の良し悪しは語りづらいのですが・・・兎に角テイクオフが早いので、色々なアクションの練習はさせてもらいました。やっぱ楽しいですよ!ストーカー。。

ダウンサイズを考えているのですが、(6’0前後で22半と23/4以下のディメンションで・・)今日みたいな厚めの波のコンディションだとこのボリュームも正解かも?と、思ったりもします。。

できれば二本欲しいですね(苦笑




二時間ちょっと入って大分メローになったので終了。


こんな天候なので人も少なく、かなり楽しむことができました。。
また、こんなコンディションで一人で来ると色々な人に話しかけられて、いつもと違うコミュニケーションが発生してこれまた楽しかったりします。

たまには一人も良いですね?!



帰り撮った写真です。腹ぐらいのメローな波が割れてます。。。

雪もなく、天候もポカポカで気分良かったです。来て良かった。。





帰りに久々に地元の人気店に。。。


豚バラ網焼きおろしポン酢。。相変わらず美味い。。。









雪の見えない高速を運転してると「千葉は本当に雪が降らなかったのかな?」なんて感じながら帰りましたが、東金JCあたりから雪が目立ち始め、途中PAではこんなにてんこ盛り。。



やっぱり北部でも沿岸と内陸では気候が違うのでしょうか?




さて、今週末は??海は??


東京マラソンなのですが、前日の土曜は海に行っちゃうかも??








2014年2月19日水曜日

なんか変なものが、、、

なんか変なものが届いたらしい、、、




果たして、、、

2月16日 サーフィン

凄い、この人GO PRO咥えてサーフィンしてるらしいです・・・





2014 Nikon Surf Photo of the Year - Winners Countdown



Nikon主催のサーフフォトオブ・ザ・イヤーです。





写真。。。僕にもうちょっと絵心があれば・・・


2014年2月18日火曜日

copperfish後編

いやぁ、「クーパーフィッシュ(前篇)」!!って書いたの去年の9月!!気が付くと半年近い時が流れてしまいました。。


半年前に前篇を書いた時、「続編は何を書くつもりだったのか?」もう、すっかり忘れてしまいました(ーー;)

そもそも2006年の話ですよ??(前回から大分間が空いたので、再度前提説明しなきゃ!)





でも、「続きを是非書いて!!」というエージェントAK君の言葉に後押しされて続編を書くことにしました。
相当いい加減な話なので申し訳ありません。。何しろ2006年の話ですから。。




確か前回はオックスナードにある彼のシェイプルームを訪れて板をピックアップするところで話が終った気がします。
削ってもらった板はこれです。。

Cooperfish Hornet 9’9

マジで美しくカッコ良い板でした。。オンフィンです。保管が大変ですよ。。。




削ってくれたのはこの人。もちろんご存知ジーンクーパーさんです。。(笑

今とあまり変わらないかな??



その時の彼のオフィス(店)で撮った写真です。



ほとんど何も無いオフィス(というか店舗)では「リーシュ禁止!」みたいなマークのついたキャップやTシャツを売ってました。(他には何も売ってなかった気がする・・・)


そんな主義主張のシェイパーさんなので、板にリーシュカップ等は一切ついてません。。
お願いしてもなかなか頑固につけてくれませんでした。。。


当時の僕は(もちろん今でも)、ノーリーシュで海に入れるようなレベルではありません。
「このままではヤバイ」と感じて「日本ではどーしてもリーシュが必要なんだ!」と説得して、なんとかこのしょーもないリーシュカップをつけてもらいました(ーー;)
(写真じゃわからないかな??)



上の写真はその時の証拠写真です。(現在、この板は日本で綺麗にローピングし直しました)





そして、この奥がシェイプルーム。



ここまで来た人、あんまり居ないのでは??(ーー;)





当時、彼はファイアーマンだったのでとにかく板を削らなかったですね(^^;;

なんかシェイプルームが存分に活用されてる雰囲気がありませんでした(苦笑



さて、ジーンが「オックスナードやベンチュラにも良い波があるぞ!!」と、親切に声をかけてくれたが、僕等には向かう先があった。。。



いそいそと板を車に括りつけて、、、(ケースも売ってません。何しろお店ではなく工場兼オフィスだからです・・・)


向かった先は・・・・

やはり「Malibu」そう、マリブです。。

色々なサーフムービー。特に「BigWednesday」への憧れなどもありやはりこの「極上の板」を最初に乗る場所はこの「聖地」にしようと・・・(実際僕も入るは初めてでした・・・)




波はご覧のようにとても小さい、、、

綺麗にビーチに見えるがインサイドはリーフの場所が多い。。


小波でも、一度波が入ってくると何も無い海面にニョキニョキショルダーが出現してくる。。とても不思議なところだ。。

このコンディションなので、そんなに混んでは居ないが、ピークは多くないので競争はそれなりに激しい。。





でも、「この場所でパドルできること。この場所で波待ちしていられること。時には波に乗れること」で十分満ち足りた気持ちになれる。。

初めてのマリブで初めての板。しかも板はクーパーフィッシュ。

そんな簡単に乗りこなせる代物ではありません。(当時は「難しいこと」がわからないぐらいのレベルでしたが・・・)


それでも今でも忘れらない想い出です。。。色々な意味で。。


インサイドのピークでは体の大きなサーファーが短いTwinFishを凄く器用に乗りこなしてる。。
当時の記憶では相当スタイリッシュに感じられた。。

「TwinFish」。。。
何しろ日本ではまだ見かけなかった光景(sprout発売直後です)に「流石マリブだ!流行の発信源だ!!」と思ったものだ・・・



マリブはいつでも流行の先端だったのだろう。。それは多分今でも。。
その後、僕がHullを初めてみたのもマリブだったと思う。。




海からあがり、板を立てかけてトイレへ。外にでたら僕の板をローカルが囲んで眺めていた。。

皆「cooperfishだよ・・・」って、やはり当時マリブでも相当レアだったのだろうか?
皆凄くリスペクトしているようで、手を合わせて挨拶されたりしてしまった。。。

誇らしいやら、下手くそなので恥ずかしいやら・・・・(苦笑


さて、この板を機内持込でなく日本に送るのは相当難儀した。(何故なら次のデスティネーションは日本でなくベガスだったので持って行けなかった。。)
今でこそネット通販等で色々な運輸業者が日本へ運んでくれるのだが、当時はそんな運送会社が存在しなくて大変だった。。

インターネットの発達から始まったこの数年間の流通の変化は革命に近い。
それは皆さんの日常生活の中にも顕著に見えている筈だ・・・

こんな海外のサーフショップ事情やシェイパー事情など、この当時でもまだ「現地にいかなきゃわからない」時代だったのだから・・・

この「知ってる」でビジネスしてたショップさんなんかは正直とても大変だと思う。。




なんかつらつらと書いて見たけど、僕は現在この板には全く乗っていない。
多分、軽く五年以上は乗ってないと思われる。。(多分もっとかも??)


勿体無いよね・・・でも、今、乗れる気がしない。。。


今年は久々にロングにも挑戦してみようかな??(毎回言葉だけなんですけど・・・)
先日ハラポンのCooper借りたけど、ほとんど「チャレンジ」の世界だった・・・・面白かったけど大変。。


AK山君も今年はかなりロング頑張るみたいなので、、、、、僕もチョビっと考えてみます(笑

大きくて持ってくのが大変なんだよね・・・・(汗

大作はその後もジーンさんとの親交は続き、C2Hullを来日時手渡しで譲ってもらったりしてました。。。
その板ったら相当難しいのですが・・・相変わらずです(苦笑