2014年2月18日火曜日

copperfish後編

いやぁ、「クーパーフィッシュ(前篇)」!!って書いたの去年の9月!!気が付くと半年近い時が流れてしまいました。。


半年前に前篇を書いた時、「続編は何を書くつもりだったのか?」もう、すっかり忘れてしまいました(ーー;)

そもそも2006年の話ですよ??(前回から大分間が空いたので、再度前提説明しなきゃ!)





でも、「続きを是非書いて!!」というエージェントAK君の言葉に後押しされて続編を書くことにしました。
相当いい加減な話なので申し訳ありません。。何しろ2006年の話ですから。。




確か前回はオックスナードにある彼のシェイプルームを訪れて板をピックアップするところで話が終った気がします。
削ってもらった板はこれです。。

Cooperfish Hornet 9’9

マジで美しくカッコ良い板でした。。オンフィンです。保管が大変ですよ。。。




削ってくれたのはこの人。もちろんご存知ジーンクーパーさんです。。(笑

今とあまり変わらないかな??



その時の彼のオフィス(店)で撮った写真です。



ほとんど何も無いオフィス(というか店舗)では「リーシュ禁止!」みたいなマークのついたキャップやTシャツを売ってました。(他には何も売ってなかった気がする・・・)


そんな主義主張のシェイパーさんなので、板にリーシュカップ等は一切ついてません。。
お願いしてもなかなか頑固につけてくれませんでした。。。


当時の僕は(もちろん今でも)、ノーリーシュで海に入れるようなレベルではありません。
「このままではヤバイ」と感じて「日本ではどーしてもリーシュが必要なんだ!」と説得して、なんとかこのしょーもないリーシュカップをつけてもらいました(ーー;)
(写真じゃわからないかな??)



上の写真はその時の証拠写真です。(現在、この板は日本で綺麗にローピングし直しました)





そして、この奥がシェイプルーム。



ここまで来た人、あんまり居ないのでは??(ーー;)





当時、彼はファイアーマンだったのでとにかく板を削らなかったですね(^^;;

なんかシェイプルームが存分に活用されてる雰囲気がありませんでした(苦笑



さて、ジーンが「オックスナードやベンチュラにも良い波があるぞ!!」と、親切に声をかけてくれたが、僕等には向かう先があった。。。



いそいそと板を車に括りつけて、、、(ケースも売ってません。何しろお店ではなく工場兼オフィスだからです・・・)


向かった先は・・・・

やはり「Malibu」そう、マリブです。。

色々なサーフムービー。特に「BigWednesday」への憧れなどもありやはりこの「極上の板」を最初に乗る場所はこの「聖地」にしようと・・・(実際僕も入るは初めてでした・・・)




波はご覧のようにとても小さい、、、

綺麗にビーチに見えるがインサイドはリーフの場所が多い。。


小波でも、一度波が入ってくると何も無い海面にニョキニョキショルダーが出現してくる。。とても不思議なところだ。。

このコンディションなので、そんなに混んでは居ないが、ピークは多くないので競争はそれなりに激しい。。





でも、「この場所でパドルできること。この場所で波待ちしていられること。時には波に乗れること」で十分満ち足りた気持ちになれる。。

初めてのマリブで初めての板。しかも板はクーパーフィッシュ。

そんな簡単に乗りこなせる代物ではありません。(当時は「難しいこと」がわからないぐらいのレベルでしたが・・・)


それでも今でも忘れらない想い出です。。。色々な意味で。。


インサイドのピークでは体の大きなサーファーが短いTwinFishを凄く器用に乗りこなしてる。。
当時の記憶では相当スタイリッシュに感じられた。。

「TwinFish」。。。
何しろ日本ではまだ見かけなかった光景(sprout発売直後です)に「流石マリブだ!流行の発信源だ!!」と思ったものだ・・・



マリブはいつでも流行の先端だったのだろう。。それは多分今でも。。
その後、僕がHullを初めてみたのもマリブだったと思う。。




海からあがり、板を立てかけてトイレへ。外にでたら僕の板をローカルが囲んで眺めていた。。

皆「cooperfishだよ・・・」って、やはり当時マリブでも相当レアだったのだろうか?
皆凄くリスペクトしているようで、手を合わせて挨拶されたりしてしまった。。。

誇らしいやら、下手くそなので恥ずかしいやら・・・・(苦笑


さて、この板を機内持込でなく日本に送るのは相当難儀した。(何故なら次のデスティネーションは日本でなくベガスだったので持って行けなかった。。)
今でこそネット通販等で色々な運輸業者が日本へ運んでくれるのだが、当時はそんな運送会社が存在しなくて大変だった。。

インターネットの発達から始まったこの数年間の流通の変化は革命に近い。
それは皆さんの日常生活の中にも顕著に見えている筈だ・・・

こんな海外のサーフショップ事情やシェイパー事情など、この当時でもまだ「現地にいかなきゃわからない」時代だったのだから・・・

この「知ってる」でビジネスしてたショップさんなんかは正直とても大変だと思う。。




なんかつらつらと書いて見たけど、僕は現在この板には全く乗っていない。
多分、軽く五年以上は乗ってないと思われる。。(多分もっとかも??)


勿体無いよね・・・でも、今、乗れる気がしない。。。


今年は久々にロングにも挑戦してみようかな??(毎回言葉だけなんですけど・・・)
先日ハラポンのCooper借りたけど、ほとんど「チャレンジ」の世界だった・・・・面白かったけど大変。。


AK山君も今年はかなりロング頑張るみたいなので、、、、、僕もチョビっと考えてみます(笑

大きくて持ってくのが大変なんだよね・・・・(汗

大作はその後もジーンさんとの親交は続き、C2Hullを来日時手渡しで譲ってもらったりしてました。。。
その板ったら相当難しいのですが・・・相変わらずです(苦笑




4 件のコメント:

  1. こんにちは。ジーンさんとお知り合いなんですね!クーパーフィッシュの板は以前から憧れていました。先日、千駄ヶ谷のRHで〇ーファーズさんと一緒にいらしてたのをお見かけしてビックリしました。茫然を見送ってしまいましたが、握手お願いすれば良かったと後悔してます。数が少ないのであまり見たことがありませんが、美しい板ですね。いつか手に入れたいと思います。

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  2. hashさん>正確には知り合いなのは僕の相方です(笑
    板の仕上がり等は本当に絶品ですが、個性的な板が多く乗りこなすのはかなりのスキルが必要です。僕は完全に宝の持ち腐れになってます。。。

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  3. 2人ともお若いっ!
    続編楽しみです♪

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